※本ブログは2018年12月25日にはてなブログに投稿されたものです
こんにちは。最近頑張って投稿している私です。世間はクリスマス、年末と皆さん楽しんでおられるでしょうか。
さてそんなこんなで今日は補強の話です。移籍に関して語るのは意味がないのは百も承知なのですが踊るなら今しかない、楽しむなら今なのであります。
我々のクラブにもサンタさんからのプレゼントが来ることを期待しています。
チェルシーというチームはいわゆるオイルマネー、金満、財布が緩い、パニックバイの申し子、パピ・ジロボジ、サラーとシュールレを売ってクアドラードを手に入れた伝説のチーム(なお半年で退団)などと言われているのは周知の事実。なのでゴシップ紙としてもとりあえず興味示してるだろ的なテンションで名前を挙げてきます。
そしておそらく選手側も「あーちぇるしーにねらわれてるー。でてっちゃうかもー。ぷれみあはぜんせんしゅのゆめー(さっさと給料上げろや)」と交渉材料にされてる感がめちゃくちゃ強いチームでもあります。
おまけに来夏は補強禁止処分が来るんじゃないかということで今冬ド派手に動く可能性が高いとも一部では言われています。
というわけで出ている噂にいちいち構っていたら移籍市場どころかシーズンが終わってしまうのですが今日はサクッとまとめていきたいと思います。
ターゲット① ゴンサロ・イグアイン(ミラン)【確定】
ソース:色々
決定力不足に欠けると言われ、絶対的なCFがいないと言われ、アザールの0トップでよくねと言われながら前節レスターのジェイミー・ヴァーディ―に叩き込まれまさかの敗戦。CFにワンチャンスをものにされるというあまりにも皮肉の効いた敗戦にいよいよイグアインの噂も本格化。
サッリサッカーをナポリ時代に経験、おまけに当時セリエAの歴代最多得点記録となる36得点と爆発したのは心強いデータ。
一方でプレミア初挑戦、31の年齢、ウェイトオーバーにしか見えない体型、ビッグマッチで消える悪癖、たまに出る暴走、さらに最近の不調と気がかりなポイントもかなり多め。
最近有力説として出てきたのはこちらもチェルシーで厳しい時間を過ごしているアルバロ・モラタとのトレードの話。モラタが現状戦力になっていないのを考えるとマイナスになる可能性が一切ないとも捉えられます。ティエムエ・バカヨコのレンタル(&急成長)でミランとのネットワークは既にあるものの、イグアイン自身がユベントスからミランへのレンタルなのでそこから更にチェルシーへ、となると複雑な交渉が必要なのがネック。
個人的に今冬での実現度は50%といったところですかね。
【追記:1月24日】シーズン終了までのローンで加入が発表されました。
ターゲット②カラム・ウィルソン(ボーンマス)
ソース:ゾラさん
みんな大好き中位系FWの代表格ことウィルソン氏。身長は180㎝とそんなにだけれどスピードがあり、クロスに合わせるのもうまく、今季健闘中のボーンマスで奮闘中。昨シーズンの8得点に既に到達し、フル代表にもお呼びがかかり見事にゴールもゲット。我らがゾラ氏も「いいよね!」と言っちゃいました。
上位チームがみんな気にするホームグロウン制度の面でもプラスになるというありがたい存在。おまけにドリンクウォーターとかケーヒルとかが出てきそうなのでそこの兼ね合いもありか。年齢も26歳とまあまあ。
ただ気になるのは、大怪我等もありシーズン通じてのコンスタントな活躍はなく、ビッグクラブの所属経験もないところ。ジルー&モラタの決定力に難があるとはいえウィルソンにそこまで頼っていいのかor頼れるのかはあまりに未知数。
移籍金も約70億と(非常に失礼ながら)このレベルの選手にしてはかなりお高め。今冬の寒さをしのぐだけにしてはお高いお買い物になりそう。
個人的な実現予想は40%。
ターゲット③ ナビル・フェキル(リヨン)
ソース:デイリーメール
リバプールサポが今夏聞き飽きた名前にしてシティサポが恐れる名前。フランス代表のレフティにしてリヨンでも絶対的な地位を築いているフェキル。今夏にリバプール行き確実と言われながらも結局破談。リヨンに残留するとCLでは無敗継続中だった王者シティを強烈な一撃で粉砕。プレミア各チームが目の色を変えたのはあまりにも有名。
チェルシーに来るなら貴重なレフティとしてウイングか0トップを任せられるものと予想。先述の通り最近チェルシーでは見られないミドルシュート枠としても期待。
ただどうやら話が出ているのがデイリーメールなのでまあ、うん。リヨンとしても白熱のリーグ2位争いに加えCLもあるのでさすがに今冬出すとは思えない。めちゃくちゃな額出したらワンチャンくらいかなあ。
ちなみに移籍金は約80億とのこと。なんだか安く感じてしまったそこのあなたはプレミアファンですね。
個人的な実現予想は30%程度。
ターゲット④ クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)【確定】
ソース:キッカー、色々
今シーズン超絶好調のドルトムントの中で冷遇されている一人。まあこういうチームは基本的にスタメンが好調であっていじる必要がないので控えは出番が来ないのよね。しかもその好調を支えるのが20歳の彼より若いジェイドン・サンチョ(18)なのだから恐れ入る。上には上が、というか天才の上にはさらなる天才が、という感じ。ちなみにサンチョはシティからのレンタルなので早く買い取ってくださいねドルトムントさん。
ポジションは右のウイング。現担当のウィリアン、ペドロの両ウイングが十分に活躍しているかというとうーんという感じで、しかも二人とも30オーバーと世代交代が必要なのは明白。
サッカー界では珍しくアメリカ人プレーヤーで代表では早くも10番をまといエースとして君臨。最近のアメリカ代表の攻撃陣だとデンプシーしか覚えていないのは申し訳ない。
というわけでアメリカ市場開拓の面でも魅力的なオプション。年齢も若く、将来性も申し分なし。ただ将来性という話になるとユース上がりのカラム・ハドソン・オドイや最近右ウイングでも活躍したルベン・ロフタス・チークら有望な生え抜きイングランド人の存在も気がかり。彼らの出場機会を奪ってまで獲得するのか、という論争が起きるのは間違いないはず。なお最近はそのオドイも絡めた話も出てきたがそれなら更に「オドイでよくね」となりそう(Metro発なのでほとんど信じてないけれど)。
移籍金は約100億と相変わらずのぶっ飛び額。ドルトムントのSDは「今冬は無理なんで来夏にまた来て」とのことで、Telegraphはその話も報道。ちなみにプリシッチ自身は「プレミアいきてー」らしく、リバプール、マンチェスターユナイテッドあたりも注視しているのだとか。
個人的な実現予想は50%程度。
【追記】来夏での獲得が決まりました。今シーズンはドルトムントにレンタルという形で、移籍金は約80億とのことです。
ターゲット⑤ ジェンキンス・ウンデル(ローマ)
ソース:フットボールイタリア
突如イタリアに降り立った(知らないだけ)新星にしてトルコ代表の21歳。次世代を担う一人として注目され、今季もきっちりと出場機会を確保。ただ今季ここまで17試合3得点はちょっと寂しいような。もちろん見てないので何とも言えないんですけどね。とはいえこの年齢でローマのスタメンを張れるのはすごいなあ。
ちなみに移籍金45億円に加えクリステンセンの譲渡との話が出ている模様。よく知らないけれど今のローマにクリステンセンが行って出場機会をつかめるのかは謎。
年齢やクオリティを考慮すると逸材ではあるのだけれど、さすがに獲得難易度がかなり高そう。しかもクリステンセンが現状唯一のCBの控えなので(ケーヒルさんごめん)チェルシー側としても出すデメリットは大きい。
ただローマは昨冬にエメルソンをくれたので意外と気前よくくれるかもしれない(希望的観測)
個人的な予想は15%。
ターゲット⑥ イスコ・アラルコン(レアル・マドリード)
ソース:サン、その他
レアル・マドリード屈指のテクニシャンにしてスペインの魔術師ことイスコさん。なんでもフルネームが「フランシスコ・ロマン・アラルコン」らしく名前通りのプレーとしか言いようがない。
ただロマンにあふれたプレーは世界最高なんだけどそれって本当に役に立ってるの?という疑問は常々あり、しかも最近は混乱中のレアルでポジションを失ったことで退団報道も激化。おまけにさすがの格の差で優勝したCWCでは、「これでちょっとは安泰だ!」となったソラーリを尻目にあっさり帰宅。セルヒオ・ラモスがゴールした際にわざわざ走り寄ってハグしたのも噂の加速には十分でした。
そんな感じで騒がしいけれど個人的には実現可能性はかなり低いと思います。おそらくもう一度レアルと交渉するならば間違いなくアザールとレンタル中のコバチッチが絡んでくるはずで、そのアザールが「今冬の移籍はない」と言っている以上今動くことはないかと。おまけにイスコが来るならIHでの起用が基本線になりそうで、なら「フィットしてるコバチッチ完全移籍を進めた方が良くね」となりそう
なんだかわけわからんソース(ラジオ局)からアザール=コバチッチ&イスコの話が出てるけどさすがにそれはないでしょ。
ちなみに移籍金は約100億。なお第一報が「サン」だったらしいのが一番私をネガティブにさせた情報です。
ターゲット⑦ デニス・スアレス(バルセロナ)
ソース:マルカ
今度はもう片方のスペイン2強からのお話。ほとんどプレー見たことないなあと思ったら。知らないのもそのはずで今季は途中出場で数試合と構想外の模様。24歳と若く、実はシティの下部組織出身とイングランドとは意外な縁が。
なんでもアーセナルも熱視線とのことらしいがここ最近の移籍市場にしては珍しく移籍金が約15億と超バーゲン価格。ただアーセナルに関してはCBの方を優先させた方が良いような気もするし、それに比べればまあまあ人員がいると思われる中盤にお金と労力を割くかは疑問。ついでに言えばチェルシーも一番充実しているのが中盤で、来てもバルセロナ時代と同じ境遇になる可能性がかなりある。
とはいえ安いのは事実なのでどっかが取るでしょう。実現可能性は10%と予想。
ターゲット⑧ マッツ・フンメルス(バイエルン)
ソース:ビルト
いきなり出てきたドイツ王者CBの退団話。申し訳ないですがバイエルンの試合見てないので控えなの知りませんでした。というかこの前のドルトムントの一戦でサンチョにブッチッチされてたのしか覚えてないのでかなり印象が偏っててごめんなさい(風邪をひいていた模様)。もともとスピードがあるタイプではないのでプレミアの陸上競技に対応できるかは微妙。
スパーズとチェルシーとお話し中との報道が出てたけど代理人が完全否定した模様。チェルシーとしてもケーヒルの退団が濃厚で、ダビド・ルイスに来夏退団可能性があり、クリステンセンも微妙。CBが欲しくないわけではないだろうが30歳の初挑戦に賭けるとは思えない。
移籍可能性はほぼ0でしょう。
【1月10日 追記】
ターゲット⑨ エルサイド・ヒサイ(ナポリ)
ソース:ガゼッタ・デッロ・スポルト
割と前から言われてたけどここにきて本格化した感のあるヒサイ獲得話。監督サッリの古巣であるナポリの右SB。以前からあった話が過熱しているのは最近の彼のナポリでの立ち位置で、ほぼ構想外とのこと。またチェルシーとしても右SBの控えであるダビデ・ザッパコスタに買取OPつきラツィオ移籍話が持ち上がっており、それも影響しているとみられる。
そういえばナポリとは紳士協定があるとかないとか言われてたけどどうなんだろう。
移籍金は約65億と割と高めだけれど、ナポリが減額するかもとか。
個人的な移籍可能性は60%
ターゲット⑩ ニコラ・バレッラ(カリアリ)
ソース:goal
セスク退団(と微妙なバークリー)に伴いMF探しに奔走中のチェルシー。目を付けたのはカリアリの21歳。若手ながらすでにイタリア代表にもデビュー済みでインテルやナポリといったセリエA強豪からの関心も伝えられている。
どうやらタイプ的にはセスクの後釜というより、走り回ってボールを回収するどちらかといえばカンテよりの選手らしい(見たことなくてごめんなさい)。イタリア現地によると「ナインゴラン2世」とのこと。
移籍金は63億円とも伝えられる一方で、シーズン中での売却にカリアリは乗り気でない模様(そりゃそうだ)
個人的な移籍可能性は30%。ただ今冬は難しいかなあ
ターゲット⑪ レアンドロ・パレデス(ゼニト)
ソース:色々
前述のバレッラにしろこのパレデスにしろどちらの移籍が決まらないとセスクがモナコに行けないというめんどくさい事象が発生している模様。早く決めなさい。
というわけでお次はゼニトのパレデス。24歳ながらキエーヴォ、ローマ、エンポリを渡り歩き、ロシアに行きつく。アルゼンチン代表の招集経験あり。
どうやらプレースタイル的にはこちらのがセスクの後釜っぽく、シャビ・アロンソに例えられることも。ロシア内でのパス数、成功率は共にトップ5入り。今季は3得点と得点力も。
なお古巣のボカの試合を見るためにわざと退場したのではという疑惑をかけられたこともあるのでチェルシーとしては日程と要相談。
移籍金は不明。個人的な移籍可能性は70%と予想。てかセスク行かしたれ。
【1月30日 追記】
PSGへの移籍が発表されました
ターゲット⑫ マウロ・イカルディ(インテル)
ソース:Daily Mirror
言わずと知れたアルゼンチンの点取り屋でインテルの大黒柱。華麗なテクニックで何人ものDFを抜き去ることはないが、一撃必殺の決定力で89分沈黙していても1分で状況を変えるタイプ。今のチェルシーの最大の課題である決定力不足にはもってこいのエリア内で仕事ができる選手。
かなり長い間活躍してるイメージがあったけど実はまだ25歳。昨季はセリエAで得点王となり、今季も9ゴール。いわゆるワンタッチストライカーなのでどこまで活躍できるかは未知数だが、昨季の得点王のお礼にチーム全員にロレックスを買ういい人である。
移籍金は約130億とも伝えられている。インテルの主将でもあり、冬の移籍で彼を引っこ抜くにはもう札束でぶん殴るしかないが、その獲得難易度は上げた面々の中でも最高のはず。
個人的な移籍可能性は10%。
最後に
というわけで一個一個まともに追いかけてみました。「公式出るまで信じるな」と毎年言い聞かせて毎年忘れるのが我々ですよね。そしてそれを何とも思わない。最近はSNSのフォローに翻弄されるようにもなってきましたね。
今冬もしっかり踊りましょう。サッカー関係メディアはアクセス数の稼ぎどころですね。でも「サン」と「メトロ」の翻訳は乗せなくて結構ですよ。
それではまた。
~おしまい~
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