FW
10 クリスティアン・プリシッチ 5.0
先に言っておきますが、FW陣は採点が低いです。
MFに得点王を奪われている現実を反省しなさい。
というわけで反省その1、プリシッチ。
開幕節で得点以降、前半戦は怪我で完全離脱。
中盤戦はWBだったり0トップで出たりとユーティリティ性で貢献したものの、「慣れないポジション」感がどこでも全開だった。
まあ慣れないポジションなので当然なのですが。
6得点と言うのはやはり寂しいし、試合の中でも結構無駄なロストが多い印象。
貢献度以上に流れを悪くしてしまっている。
10番は荷が重いのかなあ。
いい背番号ほど活躍できない風潮は一体何なのか。
20 カラム・ハドソン=オドイ 5.0
反省その2、オドイ。
採点というか、メンバーにいねえ。
後半戦はルカクの復調と合わせアシスト増加に期待、などと言っていたがなにしろずっとベンチ外なので困ったものだ。
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11 ティモ・ヴェルナー 5.0
我らがティモ神も残念な出来に。
今季リーグ戦の全得点のうち75%がサウサンプトンという謎のキラーぶりを発揮した。
いやそもそも全得点が4点ってどういうこっちゃ。
とにかく残念だったのが中盤でのコロナ感染離脱で、復帰後もパフォーマンスが全く戻ってこなかった。
ただその時期を超えてからは、積極的な仕掛けも目立ち、フィーリングの良さを感じさせていた期間もあった。
あまりのフィーリングの良さから、2ゴール3ポストを達成したセインツ戦は今後も語り継ぎたい。
今後はWBにも挑戦してほしい。
きっと点とれる
9 ロメル・ルカク 6.0
歯を食いしばっての及第点評価である。
パブロ・マリのせいでチームが特性を見誤ったまま序盤戦を消化してしまい、中盤以降は扱い方のわからない巨大な置物になってしまった。
ボールタッチ数が背番号より少ないという衝撃のデータを叩き出したりしていた。
自身も勝手にインタビュー受けて無駄な内紛を呼んだりと悪い意味で注目をあびる。
インタビューの前にボールを受けろ。
カイさんのCF固定以後はベンチで面白い顔を抜かれるくらいしかやることがなかった。
CWCではそこそこ活躍し、終盤戦では復調の兆しも見せたので、プレミア1年目(実際は10年目)なのでとりあえず及第点にしておいた。
シーズン最終盤はコバチッチ以外からもパスを受け取れるようになり、自身も自信もやや復調。
1シーズン通じてみて、メンタルが繊細な子だというのがよくわかった。
監督
トーマス・トゥヘル 7.0
チェルシーの監督といえばシーズン途中でいなくなるのが定めである。
しかしオーナーがいなくなるのは前代未聞すぎた。
もはやトゥヘルにどうしようもできないピッチ外の問題だったが、その対応は素晴らしかったと思う。
一貫した冷静な受け答えで、チームに落ち着きをもたらした点は、非常に高く評価したい。
肝心のピッチ内では、中盤以降の失速は止めきれず。
ただ色々残念なベンチとかなぜかいないFW陣とかいきなり痛くなる人とか「変えたいが選択肢がない」状態も大きかった。
むしろよく頑張った方ではないだろうかと思うし、レアル戦でのバウンスバックは前欧州王者の矜持を示した。
なお心労からかシーズン途中から明らかに毛が白くなっていった。
最後に
というわけで全選手の採点でした。
監督解任からのCL優勝の昨季も驚天動地のシーズンでしたが、今季はオーナーが途中で変わるという天変地異のシーズンでした。
最後に1シーズンかけて応援し続けたサポーターの皆様に10点満点を送って締めくくりです。
オーナーはもちろん、選手の入れ替えも激しそうな来季もまた、皆さんと応援できると良いですね。
最後にもう一つ、なかなか公には言えないご時世ですが、ロマン・アブラモビッチ前オーナーにも10点満点を。
それではまた
~おしまい~
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