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22-23シーズン チェルシー全選手採点

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MF

8 マテオ・コバチッチ 6.0

なんともまあ、評価の難しいシーズンに。

なにせ、相方がいない。

ジョルジーニョは移籍するし、カンテはいないし、ザカリアは獲得されてないし、自身も離脱するし。

今季も例によってサイレント離脱していたが、その間に監督も離脱していた。

今季に関しては復帰後もあまり調子が上がりきらなかったのがやや残念。

スルスルと突破し一撃必殺のスルーパスを得意とするが、割と危ない位置で結構な回数引っ掛けられていた。

ただし動き出さない前線にも責任はあるのでなんとも言えない。

帰ってこいよヴェルナー、お前だよスターリング。

マンチェスターの青いほうが熱視線とのことだが、、、

7 エンゴロ・カンテ ‐

カンテさん、ホールより出てないってどういうことですか。

わかってる、わかってるよ。

出れば超絶プレーを見せてくれるのは。

トゥヘルもポッターもランパードも、「カンテがいれば」と思いながら沈んでいったに違いない。

契約は今季までとのことだが、延長の噂も。

もはや他チームに渡さないために契約をしているまである。

19 メイソン・マウント 5.5

残ってくれよ。

昨季のMVPも受難のシーズンに。

自身にとって初となる長期間の離脱で沈むチームを救えず。

最終盤は復帰時期よりどのユニフォームで復帰するのかばかりに注目が集まった。

肝心のパフォーマンスはというと、序盤はスロースタート、中盤でエンジンが掛かり、後半で再失速してしまった。

どれだけ攻撃陣を補強しても、そこに適切に届けられる選手がいないとダメだよねってことで、やはりこのチームにはメイソン・マウントが必要なのである。

マウントがいないとみんなダメなの。

残ってくれよ。

12 ルベン・ロフタス=チーク 5.5

トゥヘルのおかげで、便利屋としての地位を確立したRLC。

もうなんか普通に右WBになってた。

ただまあどうしても、サッリ政権の輝きを知っているファンからすると、もっとできると思ってしまうのだ。

今季も良い試合がなかったわけではなかったのだが、次の試合では空気になってしまうことが多かった。

走れる選手は多少悪くても最低限は保証してくれるが、チークみたいなタイプは調子が悪い日にはものすごい下振れする。

さてそんなロフタスチークももう27歳、最終節では万感の交代でチェルシーでの時間の終わりを予感させた。

なんだかんだちゃんとトップで試合に絡み続けたし、彼が軸になると感じた試合も多かった。

一番の教訓は、シーズン中にツアーになんか行かない方がいいということである。

22 ハキム・ツィエク 5.0

ハリルホジッチと仲直りしたモロッコの魔術師。

W杯では自国の大躍進に貢献したが、チェルシーではその輝きを見せられず。

このタイプが活躍しづらいというのはあるのだろうけれど。

後ろにハキミでも置けばいいのか?

放出が急務のチェルシー攻撃陣の中で、筆者個人的には残留派であったりもする。

左足のキックはプレミアでも十分通用するし、ジョーカーとしては結構いいんじゃないかと思っていたりもする。

今冬にPSG移籍がほぼ確実視されていたが、どうもチェルシー側がやらかしたようで不成立。

FAXでも壊れたのだろうか、よくある話だ。

そんな中でもプレーの質は落ちなかったので、顔に似合わずプロ意識が高い点も評価はしたい。

23 コナー・ギャラガー 5.5

頑張った、頑張ってはいたのだけれど、、、的なギャラガーの評価。

さすがにパレスで躍動していただけあって、プレミアの強度にも問題なくついていっていたし、離脱なく走りきったのは立派。

ただどうしてもチェルシーで戦うには基礎技術と丁寧さが欠けていた。

スピードとパワーだけは出せる二輪みたいなスペックは、パレスではハマったのかもしれない。

しかし今季のチームはハンドル調整も荒れ道の整備もできていなかった。

その余波で度々事故っていたし、また本人も調整できる力量でなかった。

来季の去就も不透明だが、できればしっかりとした監督の元、そのポテンシャルを発揮する場を用意してあげてほしい。

なお今季のベストゴールとなったパレス戦のミドル、ヴィエラの顔が最高なのでぜひ。

30 カーニー・チュクエメカ 5.5

ビッグクラブ垂涎の逸材、、、のはずが知らない間にチェルシーが一人勝ちで話をまとめていた。

起きたら来ていてビックリした。

若手青田買い、ではなく戦力換算しての獲得だったのは計14試合の出場が物語る。

まだ19歳ながら既にクオリティは高く、大柄ながら繊細なテクニックも持つ。

若返ったロフタスチーク、という表現がしっくり来る。

そのロフタスチークが退団濃厚なので、来季はもっと出番が増えそう。

チュクエメカ・ロフタスチーク・ザカリアの推進力モンスター揃い踏みが見られなかったのが心残りである。

20 デニス・ザカリア ‐

推進力モンスターその3。

かつて獲得の噂があったものの、その際はユベントスがゲット。

チェルシーとはこれっきりかと思いきや、ユーベでポジションを掴めず、夏の終わりにレンタルで加入。

かつて獲得候補だったとは思えないほど出番がなく、「本当は獲得してない」だの「夏の幻」だのとまことしやかに囁かれていた。

結果、出してみたら地味に活躍した。

チェルシーMF陣が恐ろしく苦手なミドルシュートを沈め、マンチェスターシティ相手に脅威のパフォーマンスを披露。

ひょっとして中盤の新たな柱に、と思っていた矢先に怪我で終了。

メディカル、ちょっとこっち来い。

レンタル選手の宿命なのか、その後は肥大したスカッドで見る日はほぼなく、このまま返却が濃厚。

ただそれなりに好きな選手だったので、もう少し一緒にやりたかった。

56 オマリ・ハッチンソン ‐

チェルシー→アーセナル→チェルシーという異色の経歴を誇る逸材。

マンチェスターシティ戦でデビュー、そして今季唯一の試合となったがさすがに相手が悪かった。

調べると動画ばっかり出てくるユース無双タイプだが、ハドソン=オドイという前例を知っているのでなんとも言い難い。

5 エンソ・フェルナンデス 7.0

御大がDFラインを支え続けたのだとすれば、中盤を支え続けたのがこの人、エンソ・フェルナンデス。

W杯トロフィーを片手に、なぜかもう船体が85°くらい傾いていたチェルシーを選んでくれた。

170億というとんでも移籍金がかかってはいるが、移籍後は出れる試合に全部出たんじゃないか?というレベルでフル稼働。

減価償却のペースが早い。

広い視野と正確なキックもさることながら、南米特有のファイター気質も魅力。

22歳ながら既に中核選手としてのオーラを纏っている。

前任の5番の守備が恐ろしく弱かったのに対し、エンソは最低限以上の強度を保ってくれた。

まあアディエミは仕方ないよ。

あまりにも何でもできるが故に、周りが頼りっきりなのはいかがなものか。

隣に優しい相棒を。

5 ジョルジーニョ ‐

前任の5番にして、冬に出ていった唯一の選手。

もう多すぎて禁断でもなんでもないアーセナルへ移籍。

契約の都合上あのタイミングしかなかったと思うし、まあ仕方ない。

アーセナルではまだ鈍足が微笑ましく思われているらしい。

ここからだぞ、グーナー各位。

コメント

  1. Chelseajapon より:

    チェルシー愛溢れる沢山の選手、三人監督へのコメントありがとうございます。
    マウント残って欲しいですね。

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