MF
モイセス・カイセド 6.4/19試合
チェルシーFCのX(旧Twitter)の投稿にはよく#CFCと付いている。
あれはCaicedo Football Clubの略である(昨季はColePalmar Football Clubだった)
そんなわけで今季のカイセド、縦横無尽、八面六臂、獅子奮迅、快刀乱麻の大活躍である。
弊ブログでは称賛する言葉を使いつくした結果、一番活躍したカイセドの項目だけ短いという逆転現象が起きている。
全能力をハイクオリティで兼ね備えるコロンビア代表は、一人で奪い、運び、散らせる最強の守備的MF。
プレミア、というか世界で見てもこの分野で間違いなく五指に入る。
可変的に中盤に上がる右SB起用もハマり、エンソ・ラヴィアと共存した試合では難敵ヴィラをフルボッコにした。
獲得に200億かかったが、あと10年見られるなら激安価格と言わざるを得ない。
ただあまりにも代えが利かなさすぎて、代表ウィーク後だろうと地球半周してようと普通にそのままフル出場させられている。
イギリスには労働基準監督署はないらしい。
エンソ・フェルナンデス 6.2/18試合
マレスカの数少ない謎采配として「エンソ・フェルナンデスの前目での起用」があった。
「エンソは三列目」、「可能な配置と正しい配置は違う」、「そこだけポチェッティーノになるな」、など様々なネガティブ意見が飛び交った。
代理主将を務めることも多かったため、プレースタイルも相まって同じく代理主将だったギャラガー待望論まで登場。
自身も奥さんと別居報道が出るなどプライベートでトラブルを抱え、一時は確かにパフォーマンスが低下していた。
このままフェードアウトか、、、という懸念、勝利したのはマレスカとエンソだった。
私生活で新しいパートナーを得ると、ピッチ内では得点力をゲット。
覚醒後は毎試合のように得点に絡み、新しい役割を完全に会得。
これまでシュートだけが、、、と言われていたシーンでもしっかりと枠内に打ち込めるようになり、ラストパスの意識も向上した。
欠かせない選手となり、ゴールパフォーマンスを見る機会も増えた。
さて、彼は一体どこに電話しているのだろうか。
ロメオ・ラヴィア 6.1/9試合
昨夏加入の新戦力、と言いつつ実質今夏の新戦力
40分で終わってしまった前シーズンの悔しさを晴らすべく、今季はPSMから精力的にアピール。
あれ?実はラヴィアってすごくない?とサポーターも体感し始め、開幕節のマンチェスターシティ相手には敗戦ながらポジティブな印象を残す。
プレー強度もさることながら、狭い局面も厭わないターン技術とプレス回避が非常にハイレベルで、一時はエンソからポジションを奪取。
そうだわ、普通にとんでもない逸材だったわと1年ぶりに全員思い出した。
さて、その数日後に全員がとんでもないスぺ体質であることを思い出して前半戦の出番は終了。
サイレント離脱も非常にハイレベル。
キアナン・デューズバリー・ホール 5.3/5試合
マレスカの愛弟子、苦境である。
レスター二部優勝の中心選手として活躍し、監督と共にチェルシーへ移籍。
攻撃面でも違いを出せる中盤、、、という触れ込みながら、まずは基礎フィジカルからプレミアレベルに届いていない感がある。
若干左足偏重な部分もあり、球出しが遅れることも。
とはいえ解説者の粕谷秀樹氏の言葉を借りるなら、「練習に自分のやり方をよく知る選手が一人いることは大きい」という面もあり、貢献度は高いはず。
中堅クラブが熱視線とのことだが、さすがに今冬はキープするだろう
チェザーレ・カザデイ ー
イタリア産大型MFはリーグ戦で出番なし。
ちなみに昨季は半年間マレスカとレスターで共闘している。
人員不足甚だしい親チームが冬に呼び戻してしまったが。
元々今夏にセリエから声がかかっていたようだが、一部報道によるとどうもメディカルに問題があったらしい。
やむなく残留となり気を揉んでいたが、まさかカップ戦でDMFとして出てくるとは思わなかった。
しかもそれなりにこなせてしまうのは、(大会のレベルはさておき)才能があるということなのだろう。
意外な活路が見つかったものの、本人のためには主力で出来るチームに行った方が良さそう。
サミュエル・ラク・サキ ー
ECLで研鑽を積む若手MF。
今季リーグ戦は1試合だけベンチ入り。
遠征では19歳という年齢を感じさせない落ち着いたプレーを見せていた。
人員豊富な中盤なだけに、今季はレンタル先を含めて売り込みの年になるかも
カーニー・チュクエメカ(特別枠/0試合)
特別枠その②。
ほぼ戦力外の今~チェルシーの大エースまで、色んなifルートがあった選手。
スケールの大きさはチラホラと見せてくれているが、現在はほぼ出番無し。
イタリアやらスコットランド方面から関心とのこと。
個人的にはロフタスチークと一緒に、イングランド発の推進力モンスター×2としてイタリアで頑張ってほしい。
ロンドンのロマンの終着点はミラノにあるのだろうか。
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