到着の挨拶と離別の一撃?FA杯4回戦感想&採点

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こんにちは。3:00キックオフはしんどいなあと思いながら昼に起きました。FA杯4回戦ということで相手は2部のシェフィールド・ウェンズデー。来るものも去るものも、注目を集めた一戦を振り返ります。

チェルシーvsシェフィールド・ウェンズデー

          3-0
得点者:ウィリアン(26、83分)、カラム・ハドソン・オドイ(64分)

試合前

事前情報

・アルバロ・モラタがアトレティコのメディカルなうとのこと
・リーグ杯トッテナム戦から中2日
・ルベン・ロフタス・チークがケガから復帰
・大事に使ってな
・ゴンサロ・イグアインのデビューが濃厚

関連画像
(Daily Expressより)意外と痩せていたイグアイン

スタメン

・チェルシーは新戦力、イグアインがスタメンでデビュー
・バイエルン移籍が有力視のカラム・ハドソン・オドイもスタメン
・イーサン・アンパドゥがアンカーで登場。補強しろや
・この対戦相手にアスピリクエタとリュディガーはきついなあ。
・アスピリクエタはこの試合で主将50キャップ目
・知らない間にザッパコスタさんが不在に。
・ギャリー・ケイヒルさんとダニー・ドリンクウォーターさんも行方不明
・ロス・バークリーが2戦連続スタメン。
・エデン・アザールさんは完全休養。

試合開始

・音速でコバチッチが潰されてファーストチャンスを献上。
・でも試合通じてめちゃくちゃうまかったコバチッチ
・開始数分経ってもイグアインにボール入らず。
・バークリーは何か無難なプレー多いなあ
・無茶苦茶太ったおっさんが抜かれる。イグアインを隠すため?
・アンパドゥ慣れないけど頑張ってはいる。
・そのアンパドゥがPKプレゼント。
・と思いきやVARで取り消し。ナイスタックル
・初めてチェルシーに有能に機能したVAR
・イグアインのファーストチャンスはfromコバチッチ
・常に相性が良かった二人。半年限定なのは悲しい。
・今度はクエタがPKゲット。VARでも取り消せない完全ファール
・ウィリアンがボールセット
・でも実はイグアインに蹴るか聞いてたみたい。断ってたけど。
・二人ともいい人だなあ。
・しっかり決めたウィリアンは移籍後50点目。おめおめ
・押し込みながら1点リードで折り返し。

後半開始

・エラシコがむちゃくちゃ上手いウィリアン
・イグアインとはまだ合わず。
・めちゃくちゃうまいけどシュートは宇宙行きのコバチッチ
・クリステンセンが浮き球でオドイへ。切り返しから左足で追加点。
・ダビド・ルイスを彷彿とさせるフィード
・90分安定してたよ天仙
・トランスファーリクエスト出したらしいオドイ。ちゃんと喜ぶんかい
・バイエルン100億出せ。
・注目のイグアインは80分まで
・代わってジルーが登場。
・交代出場のジョルジーニョが入ってからパスが回るように
・ケガ明けのチークもお帰り。慢性的っぽいので気を付けて
・入ったばかりのジルー、さっそくアシスト。
・ジルーの落としをウィリアンがコントロールショット。51点目
・クエタ、リュディガーは連勤。おつかれ
・試合終了。3-0。結果だけ見れば文句なしの快勝。
・まあ内容はあれだけどメンバーがメンバーなだけに仕方ない。

「higuain debut」の画像検索結果
(Evening Standardより)得点を挙げた二人

採点

GK

ウィリー・カバジェロ 6.5
開始1分で仕事が来たものの安定したキャッチ。それ以外はミスクロスがポストに当たるくらいしか危ないシーンはなかったので守備の仕事はあんまりないままクリーンシート達成。
つなぎの部分もしっかりと丁寧にこなし、中距離のフィードを通す場面も。ありがとうグアルディオラ。

DF

セサル・アスピリクエタ 6.5
キャプテンとして50試合目の出場にPKゲットで花を添える。なんか体感的には100試合くらい出てんだけどね。さすがにこのレベルの相手に危うくなるシーンはなし。これでリーグ戦、リーグ杯、FA杯と3連勤。次節も出場が濃厚だが、さすがにそろそろ疲労はヤバいはず。
ザッパゲさん移籍なら何とか控えを

アントニオ・リュディガー 6.0
特に危ないシーンはなく、むしろ危なくなる前に持ち前のスピードで攻撃の芽を摘む。攻撃面でも最近不発だった逆サイドへのフィードがまあまあ通り、展開に一役買う。まあ通した方の連携はアレだったが
こちらも連勤だが、CBはまだ余裕があるので次節はわからん。とはいえ頼れる男なのでケガだけ心配。

アンドレアス・クリステンセン 7.0
珍しく1試合1ポカもなく終始安定した出来。もともとグラウンダーのパスには定評があったが、この試合では正確なロブパスも披露。オドイの得点をアシストし、ダビド・ルイス不在を忘れさせる。
この試合のプレーができればCBは3人で回せそうなので続けてもらいたい。出ていく話もどうやらなくなったっぽい。

マルコス・アロンソ 5.5
うーん。エメルソンの足音がいよいよ真後ろに来た感はあるものの、この試合でも出色のでプレーとはいかず。空中戦は強いのだが地上戦であっさりかわされるシーンもあり、やや不安。
得意の攻撃でも見せ場は少なく、前試合で随所に好クロスを送っていたぱるるに食われる可能性はやはり否定できない。

MF

イーサン・アンパドゥ 6.0
CBやってーだのIHやってーだの、時にはSBやってーだの無茶ぶりに答え続ける18歳の今日はアンカーで。ジョルジーニョには及ばないにしても(そりゃそうだ)、パス回しは頑張ってたし、積極的なミドルも悪くはない。
後半からはIHで、決して層が厚いとは言えない中で助かる選手。改善の余地はあるが、この年でこのユーティリティ性は大したもの。器用貧乏に終わらないことを願う。

ロス・バークリー 5.0
いや、まあね、疲労があるのはわかってんだけどね。それを差し引いてもね、うん。という微妙な出来で終わったバークリー。正直現状「中継点」にしかなっておらず「彼でなければ」なシーンは少ない。
後半はやや改善されたが、それでもちょっと前の良かった時期に比べると物足りない。チークも帰ってきてポジションはやや怪しい。

マテオ・コバチッチ 6.5
上手い、上手い、最初潰された以外は何もかも上手いコバチッチ。唯一イグアインを感じられた選手で、マドリー、ミラノ、ロンドンとキャリアもプレーも首都ホットラインを早くも形成。(お互いレンタルだし)
まあ改善点は明白でシュートの質なんだけど、むしろなんであんなに下手なのかが不思議。こんなにうまいのに。ただ既に要なので完全移籍求ム

FW

ウィリアン 7.5
格下相手には存分に思ったプレーができるウィリアン。相変わらずのPK巧者で先制点を奪うと、ギアを上げた後半には巧みなコントロールショットで幕引き。チェルシーでの通算50、51点目をマーク。
イグアインに譲るそぶりをみせたシーンはこの試合のハイライト。なんだかんだこの時期から調子を上げだすのが彼なので大いに期待。

カラム・ハドソン・オドイ 7.0
バイエルン行き濃厚とかトランスファーリクエストを出したとかで大揺れながらスタメン。特に不満げな態度もなく、冷静な2点目を含め右サイドを何度も切り裂く。ネガトラはちょっと雑だが。
試合後には「なんも言えないよー」とはぐらかしたが、移籍したくてたまらない中でこのプレーなら役者を目指した方が良い18歳。

ゴンサロ・イグアイン 6.0
スタメンデビュー、おまけに周りは控え主体と連携を取るのは難儀だったはず。とはいえエリア内の一瞬の駆け引きで抜け出したシーンは可能性を感じさせ、上がらなかった副審の旗はモラタの影を忘れさせた。かも。
81分でお役御免、次節は出てくるかわからないが、PKを断るなどFWとしての意識は最高潮。

途中出場

ルベン・ロフタス・チーク 6.0
65分からアンパドゥに代わって途中出場。IHの位置でオドイと若き縦関係。背中の痛みはたぶん今後長いお付き合いになりそうなのでじっくり使っていきたい。出来は可もなく不可もなく。ただフィジカルは全快した模様で相手を吹っ飛ばすシーンも。

オリヴィエ・ジルー -
81分からイグアインに代わって出場。この時間帯にフィジカルに長けた選手が出てくるのは消耗した相手DFには重労働だったはず。久々にドンピシャのポストプレーでアシストを記録。調子は上々で次節もスタメンかなあ。

ジョルジーニョ -
84分からバークリーに代わり出場。過労死の可能性は感じているだろうが、フロントはパレデスを逃がしかかるなど不甲斐ない出来。彼自身は出場直後から円滑にパスを展開。いないとありがたみを感じるタイプ。

監督

マウリツィオ・サッリ 6.5
移籍志願らしいオドイをスタメン起用した一方で、ザッパコスタ・ケーヒル・ドリンクウォーターはいなかったので彼らは濃厚なのだろう。イグアインもスタメンでデビューさせ、チークも途中出場、アンパドゥのアンカーなど試したいことは一通りできたのでは。
リュディガー、アスピリクエタの皆勤は彼というよりフロントのせいだろう。内容に多少改善の余地ありとはいえ、控え主体で3-0は文句なし。

最後に

というわけでFA杯4回戦の感想と採点でした。移籍市場もあと数日なんですが、一体どういうスカッドになっていくのか読めませんね。
リーグ杯に続いての勝利で一応公式戦連勝、次節は厄介なボーンマス。思えば昨季はここから躓いたんだった・・・。ケーヒルさんが狙われてた試合ですね。
イグアインのゴールに期待しましょう。

それではまた。
~おしまい~

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