FW
7 ラヒーム・スターリング
今夏のPSMは多くのプレーヤーがポジティブなインパクトを残した。
その中で唯一に近い及第点以下に終わったのがこちらスターリングである。
何をしてんねん。
獲得時の懸念通りというか、相変わらず判断が悪く、もう既にプレーヤーとしての伸びしろは限界の中でこの様子は色々しんどい。
持っている基礎スキルは悪くないはずなのだが、上述の通りその選択が悲惨なので意味がない。
マンチェスター・シティさんが特に抵抗も無くくれる訳である。
調子が悪そうな時に点を決めたり、逆に好調っぽい時に決定機を外したりする天邪鬼型WG。
若手が台頭する中でベテランに頼りたいのはわかるが、いかんせんこのままスターリングがスタメンというのはチームとしていかがなものか。
例によって手のひら返しを期待したい。
10 ミハイロ・ムドリク
昨冬の大型補強の中で、最も注目を集めたウクライナの至宝。
いわゆるポテンシャル枠要素もあったとはいえ、昨季0得点はやや残念。
今季はそこからの奮起を誓う。
なおこの半年で明らかにゴツくなっており、既に身体はプレミア仕様。
今夏はPSMでチェルシー初得点を奪うなど、体のキレと新戦力・ジャクソンとの相性が際立っている。
最大の武器は超人的なスピードで、よーいどんなら敵なし。
あとはその加速中にもボールコントロールができるか否か。
今季は10番を着用し、名実ともにエースとしての活躍を見たい。
懸念があるとすると結構SNSで調子に乗りがちな点。
やらかす前に一回講習を受けるかマネジメント会社に預けた方がいいと思う。
11 ノニ・マドゥエケ
昨季唯一の希望、もしかするとユースだったかもしれない、友達にいてほしい、多分いいヤツことノニ・マドゥエケ。
オランダで名を上げイングランドに戻ってきた異色の経歴を持つ。
右からのカットインを武器にするレフティーで、リーチの長さを生かした無理の利くドリブルで敵陣を切り裂く。
個人での突破力はチーム随一。
ハーフウェイラインからでも一気にゴール前に迫れる。
この手のドリブラーには珍しく、意外と右足も選択肢に出来るため、左を餌に縦を切り裂くプレーも可能。
戦術という概念が存在していなかった昨季は、わかりやすい爆発的突破を持つマドゥエケが唯一の出口だった。
今季は11に背番号を改め、主力としての活躍を誓う。
めちゃくちゃクリスタルパレスにいそう、とずっと思っていたら本当にパレスのユース出身だった。
18 クリストファー・エンクンク
1年前から移籍確定と言われ続けていたものの、「エンクンク、本当に来るんだよな。。。」と疑っていた。
本当に来てくれて、逆にビックリしている。
噂当時とは違いすぎる状況に、あの時移籍すると言って後悔していないか若干心配である。
ブンデスで圧倒的な成績を残し、昨季は得点王もゲット。
まあブンデスの得点数がどれほど当てになるかは、我らがティモ・ヴェルナーさんにより疑問符を投げかけられてしまったのだが。
柔らかいボールタッチに加え、アスリート能力も高い。
冷静に沈めきる得点力はチェルシーが何より欲しているもので、攻撃的ポジションならどこでもこなせるという万能さも魅力的。
PSMでもゴールを奪い、開幕スタメンは固い。。かと思いきやまさかの大怪我。
ピッチで再び見られるのは相当先になってしまった。
もう二度とアメリカには行かない。
15 ニコラス・ジャクソン
昨季最も深刻な問題だった得点力不足。
尻軽のベルギー人に1トップを任せるなどという選択肢はなく、バレンシアのセネガル代表に賭ける決断をフロントは下した。
リーガで12Gとそれなりの数字は残していたものの、継続的な活躍はこれからという段階で、懐疑的な視線も多かった。
しかしPSMではMVP級の大活躍を披露し、一気にサポーターの心を掴む。
難なく1vs1を決めきる姿に、やっとCFのあるべき姿を我々は思い出したのである。
決定機を決める、これができるFWをどれだけ待っていたか。
丁寧なフィニッシュワークはもちろん、個人での突破力もあり、周りとの連携も悪くない。
ちなみに空中戦はクソ弱いらしいが、まあその辺はスターリングとかにやらせておいてくれ。
プレミアでのガチバトルはもちろん未経験だが、能力は既にその粋に達しているはず。
今季はノンストレスでキーパーとの対決を見守れそうだ。
18 アルマンド・ブロヤ
ゴリゴリとした突破を武器に、フィジカルを全面に押し出したプレーを得意とするアルバニア人CF。
レンタルで加入したサウサンプトンで頭角を現すと、昨季はトップチームに残留。
正確な右足で初ゴールを奪うなど、いよいよスタメンも見えてきたという中で前十字靭帯をやってしまった。
チェルシーのクラブハウスは靭帯を弱めるハウスダストでも出しているのだろうか。
目下リハビリ中で、冬くらいに復帰できれば御の字だろうか。
この手の怪我をすると、復帰後も元に戻らない選手が少ないため、ダイナミックなプレーが得意なブロヤは特に心配である。
190cmと体格にも恵まれ、ポテンシャルは絶大。
元気な姿で帰ってきてほしいものである。
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