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チェルシーの現有戦力一覧だあああ 24‐25シーズン版

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はじめに

とうとうこの季節がやってまいりました。

EURO、パリ五輪と盛りだくさんだったオフも過ぎ、ついにイングランドプレミアリーグが開幕です。

我らがチェルシーも補強・放出の噂が引き続いてはいますが、来る開幕節はこの布陣で迎えます。

チェルシーサポーターの方はもちろん、他チームサポ、他リーグサポ、サッカーを初めて見る方まで、チェルシーのことを知っていただければ、これ以上のものはありません。

それでは今季もよろしくお願いします!

フロント

オーナー

トッド・ボーリー

プーチン危機でアブラモビッチ氏が手放したチェルシーを購入し2年が経過。

実際はコンソーシアムなのでオーナーは複数いるのだが、代表人物ということで本章も代表してもらおう。

豪胆なアメリカ人オーナーは大谷翔平選手でお馴染みのドジャースや、チェルシーの後にリーグアンのストラスブールも買収。

未知数の若手に長期契約を連発する姿は、米国流の力強さとサッカーチームオーナーとしての経験不足の双方を感じさせる。

最近は割と落ち着いてきたのか、ちょこちょこと現実的な契約も増えてきた印象。

昨季は敗戦後にロッカールームに乗り込むなど若干暴走気味ではあったが、関心を持ってくれているだけ良いのだろうか。

補強・売却方針含め、フットボールクラブのトップとしての評価が二分する一方、抜け穴を突くような経営センスはさすが。

ただまあいつか怒られそうではある。

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選手一覧

GK

1 ロベルト・サンチェス

昨季ブライトンから加入した大型GK。

2m近い巨躯を生かしたセービングとハイボール処理が魅力的で、チームを救うビッグセーブを見せることもしばしば。

反面、自信と実力が比例しないフィードミスから窮地に追いこまれることもしばしば。

EUROを見た方には信じられないだろうが、スペイン人=足元が上手いというわけではないのである。

昨季はデクラン・ライスにプレゼントをしたり、スローイングを相手にぶつけるなど、安定感を欠くシーンが散見された。

そんな失態と怪我の影響で、昨季途中で2ndGKに降格。

今季は再び足元を重視する監督が就任し、横一線からの捲土重来を期す。

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28 ジョルジェ・ペトロヴィッチ

そんなサンチェスに代わり、ゴールマウスを託されたセルビア人GK。

跳躍力を生かしたダイナミックなセーブが特徴で、PKにも強さを見せる。

たまにニアを抜かれてしまうが、基本的には期待値と実績値が同じタイプのGK。

キック精度は甘めに見ても中の上だが、こちらも身の丈を理解しているため敵にも味方にもマジカルパスを提供しない。

ハイリスクハイリターンなチャレンジは徹底回避するので見ていてノンストレスなGKである。

2nd、あるいは1.5番目のGKとしては十二分な戦力と言える。

一方で彼が1stに鎮座する状況は、プレミア上位チームと比較するとやや劣後している感じも否めない。

マレスカ就任で序列が大きく変わりそうなプレーヤーである。

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(追記:ストラスブールへのレンタル移籍が決定)

12 フィリップ・ヨルゲンセン

ビジャレアルから加入した若き守護神。

デンマーク出身の22歳で、イエローサブマリンの正GKとなったのはつい昨季。

というわけでプロ歴はマレスカと同じプロ2年生くらい。

経験が重視されるポジションでも若手志向というのは、ある意味一貫性がある

マレスカ・ボールには足元のあるGKが求められているようだが、ヨルゲンセンはそれに合致、、、、するのだろうか。

GK1年目には特に魔境であるプレミアリーグ。

挑戦しないといけないタスクは多そうだ。

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13 マーカス・ベッティネッリ

ベッティネッリおじさんでお馴染み、ベッティネッリおじさん。

3rdGKとして安定感(?)がある。

おじさんと言われているがまだ31歳であり、どちらかと言うと自社の年齢構成がおかしい。

チームを影から支える存在。

見たい。

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DF

2 アクセル・ディサシ

昨季モナコから加入したフランス人CB。

怪我人ばかりのスカッドでは貴重な耐久力を持ち、特に野戦病院だったCB陣でほぼフル稼働。

対人の強さと漲る闘志を持つ熱血漢で、気迫溢れるガッツポーズはチームを盛り立てる。

反面スピード勝負で後手を踏んだり、ポジショニングやビルドアップに難を抱えるなど、古典的CBが正しい分類。

ボールスキルの面で今季はやや厳しそうだが、PSMの壊滅的守備を見るに、なんだかんだ出番は来ると予想。

謎のポケットランや時折見せる超絶フィードなど、どこで会得したのかわからないプレーにも要注目。

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4 ブノア・バディアシル

ディサシよりちょっと前に来た、同じモナコ産左利きCB。

鋭い読みを生かしたインターセプトなど、23歳とは思えないクレバーさを売りにする。

昨季はケガによる離脱が多く、復帰後もコンディション不良なのかミスを乱発していた。

取り柄の安定感を失い放出候補になりかかっていたが、残り数試合でようやくトップフォームを取り戻す。

どうもメンタルとプレーのシンクロ率が高すぎる気がしており、エ〇ァンゲリオンっぽい。

現代では貴重な左利きCBで、パス精度や攻撃での貢献度も徐々に向上中。

これまではチアゴ・シウバの隣で指導を受ける身だったが、補助輪を外してどこまで走れるだろうか。

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6 レヴィ・コルウィル

バディアシルと同じく貴重な左利きのCBで、昨季は(なぜか)左SBでの出場時間が長かった。

貴重とは。

最大の武器は一気に局面を変える左足のフィードで、アシスト級のキックを後方から繰り出す。

守備能力も低いわけではないはずだが、ドリブルでの対敵が極めて不得手という大きな課題あり。

シュートブロックやコースの限定にはかなりの修練が求められる。。。と思っていたら早速シティのボブにやられる。

SB起用や負傷の影響で、ブライトンから復帰した昨季は本領発揮に至らず。

ちなみにプレシーズンでは二度のブチギレを記録。

新シーズンに向けて気合が入っている、、、のだろうか。

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29 ウェスレイ・フォファナ

トリコロール・バックラインの1人、こちらもフランスのCB。

スぺ体質なことを覚悟の上で獲得したところ、スぺだった。

でもスぺって筋肉系のトラブルでちょこちょこ離脱するって意味で、靭帯をやって1年棒に振るというのは聞いていない。

出場すれば高い身体能力を生かした迎撃を見せ、出場すれば機を見た持ち上がりも披露する。

出場すればチェルシー守備陣は快方に向かうと思われていたが、出場してもPSMでのインパクトは希薄だった。

1年のブランクは大きかった模様。

ポテンシャルは随一なだけに、本当に身体に気を付けて頑張ってほしい。

なお筆者の「試合中に座り込んだ時ビビるプレーヤーランキング」では堂々の第1位を獲得している。

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4 トシン・アダラバイヨ

チアゴ・シウバ御大の穴埋め枠として、フラムから加入した新戦力。

主軸として活躍していたプレミア経験者をフリーで引き抜けたのはグッド。

ニューカッスル行きが迫っていたが、見事なかすめ取りだった。

契約期間は4年と、なんだか最近のフロントには珍しい堅実な補強。

色々錯綜しているが、本ブログでは一番呼びやすい”アダラバイヨ”で統一させていただければと思う。

身体能力を武器にした守備と配球に定評があるCB、、、との評価だったが、PSMではがっつりパスミスして失点に絡んだ。

衝撃的な話だが、26歳はCB陣最年長であり、DFリーダー的な立ち位置が求められる

前任者があまりにも偉大なので比べるのは酷だが、0円移籍への期待値が我が軍では異様に高いのである。

チアゴ・シウバになるか、マラング・サールになるか。

24 リース・ジェームズ

我らが主将。

強靭な肉体と鮮烈なキックで右サイドを支配する。

本職は右サイド後方だが、今季は中盤に近いポジションでもプレーが増えそう。

昨季は(も)ケガに泣き、復帰してもリハビリorレッドカードorレッドで出場停止or大活躍というかなり分の悪いガチャ状態。

強靭な肉体に自身が耐えきれておらず、主将を担うにはメンタル面もやや未熟な部分がある。

なお昨季の退場が響き、今季の序盤戦も欠場予定。

ふざけんな。

とはいえ持っているポテンシャルは現イングランド代表のカイル・ウォーカーが大絶賛するほど凄まじい。

今季は心身ともに一皮むけた姿を見せてほしい。

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27 マロ・グスト

高い総合力を誇る若きサイドバック。

特に対面での守備に強く、高い瞬発力と正確なスライディングタックルで正確なボール奪取を見せる。

プレミアの強力WGと互角以上に渡り合える、RJの控えにしておくには惜しい実力者である。

なお実際はRJが欠勤しまくっていたため、普通にたくさん試合に出ていたし、なんなら多少欠場があってもRJの稼働率が悪すぎてあまり話題にならなかった。

守備はよくても攻撃が、と昨季序盤は言われていたが、厳しい環境で揉まれる中で飛躍的に向上。

ビルドアップから最後のクロスまで、目を見張る成長を果たした。

あとはたまに相手から目を切るクロス対応だけ本当にわずかに気になる点。

おそらく今季もフル稼働だろう、絶対壊れないでくれ。

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21 ベン・チルウェル

豊かなスピードと強烈な左足を武器にする純正左SB。

攻守ともに総合力が高いうえ、時折DFらしからぬ強烈なシュートでチェルシーのDFらしさを見せる。

昨季はよく一列前で使われていたが、個人での突破をするタイプではないので普通に手詰まりになっていた。

まあ例によって稼働率が課題で、RJと3試合続けて並ぶことが絶対に出来ない。

サイドバックとしての適性はこれ以上ないのだが、そこまで器用なタイプではないので、偽SBがどこまで出来るかは極めて未知数。

忘れられがちだが、一応主将候補。

マレスカは戦力外とも呼んでいたが、、、

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3 マルク・ククレジャ

激動の1年を経験したドレッド型SB。

スタメン落ち→右SBで躍動→スタメン落ち→偽SBで躍動→代表落ち→追加招集→EURO優勝とジェットコースターのような1年を過ごした。

EURO決勝では決勝点をアシストし、国際的にもグッと評価を高めることに。

謝れギャリーネビル。

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アグレッシブな姿勢と丁寧な技術を兼ね備えるユーティリティなレフティーで、左SBを主戦場としながらも複数ポジションを担える。

最後のセンスは要改善だが、ビルドアップへの貢献度も高く、割と右足でも蹴れる点もGood。

毛量で妬まれているのか、開幕戦の主審でもあるアンソニーテイラー氏との相性の悪さがしばしば指摘される。

髪の毛でめちゃくちゃ遊んでいるので、将来の傷み具合がやや心配。

34 ジョシュ・アチェンポン

昨季プレミアリーグデビューを果たした18歳。

デビュー戦がトップチームに14人しかいないトッテナム戦だったのはあまりにもスパルタであった。

申し訳なくなるシチュエーションながら要所を締めて帰ってきた。

メインのプレーエリアは右SBで、185㎝の体躯を生かしてCBでもプレー可能。

どこかのチームで実戦経験を積ませたいが、右SBがアレなだけに判断が難しい。

2ndチームでの出場が多いだろうが、マレスカ的にはお気に入りの一人らしい。

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14 トレヴォ・チャロバー

構想外その①

残念である。

ここ数シーズンのチェルシーのバックラインを支えたプレーヤーで、鮮烈なミドルを沈めたデビュー戦からは早3年。

CBを主戦場とし、手薄な右SBでも出場機会を重ねた。

良く言えば器用な、悪く言えば強みに欠ける選手ではあるが、センスはあるしプレミアでの経験は豊富。

中堅クラブではレギュラーを張れると思うので、頑張ってほしい。

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(追記:クリスタルパレスへのレンタル移籍が決定)

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