こんにちは。
デヘアバケモンっすわ(トッテナムvsマンチェスターユナイテッドの後半を見終わって)。
ということで本日はプレミア守護神を集めてみました。プレミアリーグは世界最高なのか、という問いは何度か出て、まあ答えなんて出ないのが当たり前なんですが、中下位まで含めたゴールキーパーのレベルの高さは半端ねえと思います。
当然下位チームは見れていないので適当になっています!
それでは!
チームを支える守護神たち
アリソン・ベッカー(リバプール)
ローマから約90億で今季加入。加入前は「GKには高すぎ」だの「(同じブラジル代表である)エデルソンのがすごい」などと言われていたが、今やそんな声は完全に消滅。安定感と大胆さを兼ね備えたセービングに加え、正確な足元の技術を披露。
これまでリバプールはシモン・ミニョレやロリス・カリウスらやらかす系GKに泣かされてきたが、今ではGKが最大の武器に。この手のGK特有の危険地域でのミスも勝利したレスター戦で終えているので心配はなさそう。
エデルソン・モライス(マンチェスターシティ)
世界最高のGKが誰かは議論のあるところだが「最もキックの上手いGK」なら間違いなく1位。並のフィールドプレーヤーをはるかに上回るキックは精度、スピード、飛距離、バリエーションの全てが別次元。。敵のプレッシャーの中でも正確に狭いところを通す鋼のメンタルは、衝突を恐れない「本業」でも発揮される。
今季は多少らしくないミスがチラホラと見られる一方で、アシストを記録するなどそのキックは常に脅威。
ウーゴ・ロリス(トッテナム)
スパーズの主将も務めた世界王者フランスの正守護神。堅実なセービングで至近距離からのシュートへの反応も良い。クラブ、代表共に若手が多い中で主将を任せられたのは指揮官からの信頼の厚さだろう。
ただ意外と大一番でミスる傾向があり、ロシアW杯ラストゴールが彼のやらかしからなので全ゴールハイライトとか見るとかなり微妙な気分で見終わる。今季は飲酒運転が発覚。主将をケインに譲る。
ケパ・アリサバラガ(チェルシー)
90億でGK移籍金最高額を更新したアリソンをたった数日で破ったのがこのケパ。100億超で加わるとキーパーには珍しい正確な両足でのキックでサッリ・ボールに貢献。セーブも確実かつ冷静で、ミドルにも強い。一方でハイボールへの出足はやや消極的。
なお意外と近距離でFWがイージーシュートをミスるシーンがあるので一部では覇気の使い手とも。
ベルント・レノ(アーセナル)
今季新加入でとうとうペトル・チェフから正守護神の座を奪ったGK大国ドイツからの俊英。セービング自体はチェフも依然素晴らしいが、足元の安定感ならレノという判断をエメリは下した。
まあ若干失点が多いのがチームとしては気になるが、彼の責任で喫したものは少ない。にしてもこのレベルの選手でも第3GKとしてすら代表に入れないドイツの層の厚さは異常。
ダビド・デ・ヘア(マンチェスターユナイテッド)
やめて!人に戻れなくなる!とリツコさんが叫んだことでお馴染み。ただの神。
ベン・フォスター(ワトフォード)
あれ、もうおっさんだよね、と思っていたら今季ワトフォードをグイグイ引っ張る元イングランド代表。もう一花咲かせるどころではない活躍ぶりでチームを7位まで押し上げている。
経験に裏打ちされた冷静なセービングで最後尾からチームを支える。筆者が開幕前に注目選手に挙げただけはある(自賛)
カスパー・シュマイケル(レスター)
名手ピーター・シュマイケルを父に持つ2世GK。とはいえ実力は七光りではなく紛れもなくトップクラス。身長はそこまででもないがハイボールに強烈な勢いでぶん殴りに来る。
なおPKがとてつもなく強いことに象徴される反射神経の良さが最大の売り。「チームを勝たせる」タイプのGKである。
ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム)
昨季最もセーブした(確か)GK、アーセナル時代もポーランド代表でもヴォイチェフ・シュチェスニーの壁を破れなかったが、中下位の正GKとしてならその実力をいかんなく発揮できた模様。前所属のスウォンジーは降格したが個人残留を果したのも納得。
なおチェルシー戦は当たりまくっている印象。
ジョーダン・ピックフォード(エヴァ―トン)
イングランドの未来を背負う若き守護神。足元があるというよりもうとにかく低弾道で吹っ飛ばすパントキックはあんまり繋がってるとこは見ないのだが。乗ってるときはビッグセーブを連発する一方で、たまにとんでもないやらかしをする。
特筆すべきはそのメンタルで、ミスをミスと思わないメンタルは既に大御所GKの域。
ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン)
なんで昇格組にこのレベルがいるのかわからないでお馴染みウルブズとポルトガルの正守護神。今季昇格組ながらビッグ6を次々と食らってるのはその失点数の少なさで、それを支えるのがパトリシオである。ワンハンドのセーブが上手い(印象)
そういえば背番号が11なのだがなんでそんな攻撃的な番号なのか。
アスミール・ベコビッチ(ボーンマス)
チェルサポにはお馴染みの元チェルシー2ndGKかつボスニア・ヘルツェゴビナ代表。チェルシー時代から思ってはいたけれど普通に上位1歩手前くらいなら十分主力としてやっていけるので本人にとってはいい移籍、いいチームに行ったなあという感想。
いいGKなんでチェルシー戦以外で頑張って。
マシュー・ライアン(ブライトン)
オーストラリア代表として日本代表でも対戦経験豊富。オーストラリアのプレミアリーガーというとレジェンドであるマーク・シュウォーツァーを想像する人が多いが、彼にも劣らない能力の高さで、足元の技術にも定評あり。
アジア杯では日本の前に立ちはだかるのかなあと思うと憂鬱になる実力者である。
ビセンテ・グアイタ(クリスタルパレス)
一番何書いていいかわかんないGK。なんか印象が薄いんだがと思っていたら試合に出始めたのがつい最近みたい。ヘタフェで正守護神をやっていたらしい。たぶんシティに勝ったのがスタメン奪取に大きい。たぶん
トム・ヒートン(バーンリー)
帰ってきたセービングマシン。負傷でスタメンをハートに譲っていたがここ数節でスタメンに復帰。
ジョー・ハートだけでなく、このチームはニック・ポープ含めとにかくイングランドの優秀なGKが多いのが特徴。地味に一番GKの層が厚いチームでもある。
アレックス・マッカーシー(サウサンプトン)
ごめん、ちゃんと見たことない。なおチェルシー戦は零封したのだがそこにはガンという若手が出ていた。ただハイライトを見る限りいいGKなはず。次はちゃんと見るから!
ニール・エザリッチ(カーディフ)
非常に珍しいフィリピン人GK。アジア杯にはフィリピンは出てるのだが本人はまだカーディフにいる模様。アジアはなんで?みたいな国からプレミア下位チームの正守護神が出る謎の枠がある。そういえばアルハブシは何やってんだろ。
戦力的には恵まれていない中クリーンシート6回は彼の奮闘ぶりを表す。
マルティン・ドゥブラフカ(ニューカッスル)
まあこの順位にいる古豪ニューカッスルの課題は得点力であり、ドゥブラフカは本当によくやっている。エザリッチと並ぶクリーンシート6回はリーグで6位タイ。
ちなみに国籍はスロバキアで、代表でも活躍中。名前が言いづらいのが難点。
セルヒオ・リコ(フラム)
なんで昇格組にいるんだシリーズ第2弾。ほとんど守備が機能していないディフェンスラインでも失点最多ながらなんとかやっているのは彼のおかげ。セビージャからのレンタルで、実は安定感には欠けるという評価もあったが目の前の選手の方がよっぽど安定感がないので気にはならない。
ラニエリの下整備されるといいね。
ヨナス・レッスル(ハダースフィールド)
最下位のハダースフィールドだがこれも彼のせいではなく点が取れないせい。むしろ好セーブを連発して報われず敗戦パターンが非常に多い。
ちなみに前所属は安心安全のマインツということでブンデス産。デンマーク代表なのだが、ちょっとシュマイケルの壁は厚いかなあ。
最後に
というわけで全チーム終わりました。あんまり知らないGK数人が明らかに手抜きになってることは置いといてください。
まあとはいえ各国代表級が肩を並べてるのはさすがのレベルの高さでしょう
下位チームの方がよくシュートを打たれるのでいいGKに見える現象が起きますが、実際いいGK多いですよね。チェルシーが得点力に悩むのも当然です(?)
最後に豆知識ですが現状一番クリーンシートが少ないのはレノの1回です。意外だ・・・。
それではまた。
~おしまい~
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