プレミアリーグの愉快な主審たち

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こんにちは。試合がないと書くこともない?いえそんなことはありません。

流転する世界で問題は山積みです。

そんな世界で一番の問題は「なぜプレミアリーグのレフェリーはあんな感じなのか」というところでしょう。

まあ他リーグの方の反応を見てると「うちのリーグも負けてないぞ」ってのも多いんですが。

その割にはVARに取り残されているのがイングランド審判会なのであります。

というわけで本日はそんな愉快な主審たちの紹介です。

なお登場するレフェリーは今季これまで試合のうち7割程度の試合の笛を吹いた「高評価」レフェリーであると先にお伝えしておきます。

プレミアリーグを彩る主審たち

①アンソニー・テイラー

(The Mirrorより)スキンヘッドが特徴

プレミア参加年:2010年
年齢:40歳

今季最も出ているレフェリーで、経験も豊富。

今季はビッグロンドンダービーを裁くなど、ビッグマッチでのレフェリングも多い。
今シーズンは未だにレッドカード0枚というデータが象徴するように、あまりカードを出すタイプではなく、穏やかに試合を作る。

なお前節はバーンリーに67試合ぶりとなるPKを与えた。

ただまあやらかすときは盛大にやらかす。

なおバーンリー戦で怪しめの判定が多く、またアーセナルとの相性が著しく悪い。

ちなみにオールド・トラフォードに家が近いのでたびたび話題になる。

②マーティン・アトキンソン

(The Mirrorより)安定した適当さが売り

プレミア参加年:2004年
年齢:47歳

47歳と主審の中では中堅~ベテランの部類。

先日のマンチェスターシティvsアーセナルなど、大一番で笛を吹く機会も多い。
しかしアホキンソンの愛称でお馴染みであることから知られるように、まあ適当な判定が多い。

それっぽい顔をして判定しているのだが、実は無茶苦茶な時が結構多い。

なおチェルシーサポとしてはかつてネマニャ・マティッチがアシュリー・バーンズから危険極まりないタックルを受けた際にカードすら出さず、おまけに報復行為に出向いたマティッチは容赦なく退場させた過去がある。

1試合3回までは誤審するので要注意というか、むしろそれは通常状態なので注意するのも無駄。

贔屓というか見えてないだけである。

③マイケル・オリバー

(Sky Sportsより)近くで見るポジションの良さには定評

プレミア参加年:2010年
年齢:33歳

33歳と若手の部類に入るが、唯一まともなと(私が)勝手に評している審判で、おそらく他サポーターからの評判も高いはず。

一生に一度しかできないFA杯決勝の主審を既に担当しており、リーグからの評価も上々。

プレミアサポが最も安心する主審である。

今季は開幕戦のアーセナルvsマンチェスターシティなどを裁き、ビッグマッチの経験も十分なところが信頼をうかがわせる。

④マイク・ディーン

(Sky Sportsより)みんな気をつけよう

プレミア参加年:2000年(一応)
年齢:50歳

2000年からプレミアで主審を務める古参。

なお判定の精度は著しく低い。

2017年には度重なる誤審でチャンピオンシップで降格した。

いわゆる「主人公になりたい系主審」である。

またプレミア各チームが最も警戒すべき主審でもある。

誤審だけではない。

カードに、である。
今季出したレッドカード9枚とイエローカード81枚は2位以下に大差をつけてぶっちぎりのトップ。

担当が19試合なのでなんと2試合に一人は誰かいなくなっている計算である。

なおあと1枚でレッドカードはプレミア通算100枚に達するそう。

このペースなら次節かその次には達成できるだろう。

前節のレスターvsマンチェスターユナイテッド戦では8枚のイエローを披露。

通常運転である。

ちなみに次節担当はマンチェスターシティvsチェルシー。

はあ。

⑤アンドレ・マリナー


(Sky Sportsより) 意外と今季の登場数は少なかった

プレミア参加年:2005年
年齢:48歳

DAZNなどで今日の主審が紹介されると、ああマリナーねって感じになるお馴染み感がやけに強い主審である。

彼といえば何といってもビッグロンドンダービーでの人違い退場だろう。

世界が注目する大一番で世紀の大誤審を行った代償はあまりにも大きく、これ以後人違いカードが起きた際のみならず、誤審が起きたたびに「あれよりはマシ」と言われ続けることになった。

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まあ普段のレフェリングも安定してる印象がないのでむしろ「人間違えないだけマシ」なのかもしれない。

⑥ジョナサン・モス

(プレミアリーグ公式より)プレミアといえばこの人(多分

プレミア参加年:2011年
年齢:48歳

サッカーを知らない人が初めて彼を見たら、アメリカ映画冒頭で出てくる気のいいレストランの店主だと思うだろう。

まさか世界最高峰のリーグで笛を吹いている主審だと理解できる者が何人いるのか。

彼の主審らしさを剥奪しているのはその腹回りである。

審判もアスリート、と言われることが多々あるが、これで務まるアスリートなど「イングランドプレミアリーグ主審」という競技だけだろう。

そのせいか足はお世辞にも早いとは言えず、ジャッジのポジションも結構遠い。

なお走り方が独特。

今後プレミアにVARが導入された際、ピッチ横の画面まで走っていく姿を筆者はひそかに楽しみにしている。

⑦クレイグ・ポーソン

(Daily Expressより)色んな所から苦情を受けている

プレミア参加年:2013年
年齢:39歳

多分聞き覚えがない方も多いはず。

チェルシーサポを除いて。
17-18シーズンの開幕戦でチェルシーに2枚のレッドカードを叩きつけた張本人。

昨季の低迷はフロントやコンテに責任を求める声が大きいが、開幕節をぶっ壊したこの主審のせいも1割くらいあるんじゃないかと思っている(まあケーヒルのタックルはアレだったが)。

彼の初見が(認識したのが)あの試合が初めてだったのでそれ以降はかなりマイナスのフィルターがかかってしまった。

まあそれを抜きにしても・・・な笛はある。

最後に

ええと、なんだかヤバくないですか、プレミアリーグ。

世界にはいろんなリーグがありますが、ここまで主審の名前が取り上げられるのはこのリーグしかないのではないでしょうか。

個性的(精一杯のオブラート)な方が多くエキサイティング(精一杯の以下略)な判定に我々は一喜一憂、正確には零喜百憂千ギレくらいしています。

最後に言っておきますが主審へのリスペクトは大事なことです。

どの主審も一生懸命やった結果が今です。

何が言いたいかというと一生懸命の結果が今のレベルというのは非常にヤバいんではないかということです。

しっかりしろFA。

モウリーニョからぶんどった罰金でまともな審判を育成してください。

最後にまともな副審の記事を載せておきます。

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それではまた
~おしまい~

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